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(順不同/敬称略)



残酷で優しい哲学者、トッド・ソロンズはいつだって凄い。
しかも今回は“やっぱり以上”の傑作。
ギリギリアウトな毒や笑いが、隠れた子犬の尻尾みたいにチラチラ見える微妙な攻め方がたまらん!


森直人(映画評論家)

どんな悲しくミジメな人間も、犬(ていうかトッド・ソロンズ)の視点を通すと、途端にファニーに見えてくる!
それにしても『ウェルカム・ドールハウス』のドーンとブランドンに再会できるとは(涙)


長谷川町蔵(文筆家)

この映画の、ほんのわずかな優しさが、生きる希望を与えてくれる


中原昌也(作家/ミュージシャン)

孤独と屈辱で心がボッキボキにへし折れる音。トッド・ソロンズがまたあやしく奏でてくれた。
その音色は相変わらず黒々しく、耳を覆いたくなるノイズのようだが、つねに誠実で圧倒的に正しい。


深町秋生(ミステリ作家)

悪意8割、ホロリが2割。人間の愚かで危なっかしい部分は、我がことのように気まずい。
でもそんな状態を、ちゃんと見つめていてくれるトッド・ソロンズって、本当はイイ人なんじゃないか?


真魚八重子(映画著述業)

この映画を見たら誰もがアメリカは世界一寂しい国だと思うだろう。 だがそれは間違いである。
寂しいのはこれを観るわたしたち。だれもが果てしない孤独を抱えながら生きている。
スクリーンに映るのは、世界中のわたしたちなのだ。だからその寂しさはどこか愛おしく微笑ましい。
その小さな微笑みとともに生きていけたら、寂しさは輝ける宝石に変わることだろう。


樋口泰人(映画批評家)

「いやーブラックですね。でも人間と人生を改めて深く考えてみたい方にはおすすめかも。オチがまた、なんとゆーか・・・。」

魔夜峰央(漫画家)

子犬物語というタイトルに騙されちゃダメ!!!!!!!!!
楽しめた自分に自己嫌悪です!!!!


犬山紙子(イラストエッセイスト)

牧歌的な邦題に油断してた!
独特な間合いで紡がれる切ない命たちのタペストリー、それを傍観し続ける犬の旅に自分を投影するのですが・・・。
それゆえに結末に唾を飲みました。


ヒャダイン(音楽クリエイター)

犬は飼い主を選べないし、人は人生を選べない。わずかな選択肢さえ悪いほうに流される。
嘘をつかないトッド・ソロンズの、たりらり地獄めぐり。最悪だけど最高だ!
選べないならせめて、煽られても走らなきゃいいじゃん。ダックスフントの不自由な遅さで、もそもそと。


町山広美(放送作家)

ちょっとビターだけど、時にはハートウォームな瞬間もある、とてもおかしなワンコの物語。
ニューウェイヴの手ざわりもあり、今のアメリカのリアルな姿を感じる作品!


サエキけんぞう(作詞家・アーティスト)

丁寧に描かれる、負のスケッチ集!そして、その先にあるものまで見せてくれる見事なこの作品には、憧れや尊敬や嫉妬などたくさん抱きました。


花くまゆうさく(漫画家・イラストレーター)