映画「ノック終末の訪問者」は、M・ナイト・シャマラン監督が得意とするスリラーホラー映画となっていますが、原作や内容・結末を気にする感想がネット上で多く見られます。
この記事では、映画「ノック終末の訪問者」の原作は何か?また原作と映画の結末は同じなのか内容を比較してみました。
また映画「ノック終末の訪問者」の評判や感想も調査しましたのでご紹介しますね。
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映画「ノック終末の訪問者」の原作は何?
「シックス・センス」「サイン」などの有名映画を手掛けた“M・ナイト・シャマラン監督”の最新作「ノック終末の訪問者(原題:Knock at the Cabin)」が2023年4月7日から日本で公開されています。
映画「ノック終末の訪問者」のジャンルはスリラーホラー映画ですが、まずこの映画の原作はあるのか調査しましたのでご紹介しますよ。
結論から言うと、映画「ノック終末の訪問者」に原作はあります。
映画「ノック終末の訪問者」の原作は、ポール・G・トレンブレイさんが執筆した小説「終末の訪問者(原題:The Cabin at the End of the World)(2018年発売)」になりますよ。
▼「ノック終末の訪問者」の原作はコチラ▼
映画「ノック終末の訪問者」と小説「終末の訪問者」では、日本名、原題共に一部変更されて発表されているようですね。
この映画「ノック終末の訪問者」の原作小説「終末の訪問者」はアメリカ国内で“ブラム・ストーカー賞”や“ローカス賞”などの有名な賞を受賞しており、世界中で大ベストセラーを記録しましたよ。
アメリカ国内で有名な小説が原作となっている「ノック終末の訪問者」はどんな内容なんでしょうか?結末やネタバレが気になります…
次に、映画「ノック終末の訪問者」と原作小説の内容や結末ネタバレについて調査しましたのでご紹介しますね。
映画「ノック終末の訪問者」は原作と同じ結末?原作と映画の内容を調査!
映画「ノック終末の訪問者」の原作は小説「終末の訪問者」ということが分かりましたが、映画の内容や結末は原作と同じなのかご紹介しますよ。
結論から言うと、映画「ノック終末の訪問者」と原作「終末の訪問者」の内容と結末は、異なる点がありました。
ここからは、映画「ノック終末の訪問者」と原作「終末の訪問者」のネタバレを含みますので、ご注意ください!
まず、映画「ノック終末の訪問者」と原作「終末の訪問者」の違いを説明する前に「ノック終末の訪問者」の登場人物とあらすじをご紹介しますね。
【映画「ノック終末の訪問者」の登場人物】
●アンドリュー(ジョナサン・グロフさん):エリックのパートナーでウェンの義理の親
●エリック(ベン・オルドリッジさん):アンドリューのパートナーでウェンの義理の親
●ウェン(クリステン・クイさん):アンドリューとエリックの義理の娘
●レナード:デイヴ・バウティスタ:謎の武装集団のリーダー格
●サブリナ(アビー・クインさん):謎の武装集団の1人で看護師
●エイドリアン(ニキ・アムカ=バードさん): 謎の武装集団の1人で調理師
●レドモンド(ルパート・グリントさん):謎の武装集団の1人で衛生管理の仕事をしていると自己紹介するが、本名はローリー・オバノンで前科持ちの人物。性格も悪い。
【映画「ノック終末の訪問者」のあらすじ】
アンドリューとエリックはゲイのパートナーで一人娘のウェンを養子として引き取っています。
そのアンドリュー一家が休暇を楽しんでいる森の中の山小屋に謎の武装集団4人組が突如押し入ってき、一家は人質にされてしまいます。
この武装集団4人は一家に対し、「危害を加えるつもりはないが、世界の終末を回避できるかどうかは君達の選択にかかっている」と告げます。
そして、武装集団のリーダー格のレナードはアンドリュー達に以下のことを伝えます。
- 私たちは共通のヴィジョン(予言)を見た
- ヴィジョンでは世界に未曽有の災害・災厄により人類は絶滅する未来が見えた
- 人類の滅亡を防ぐにはアンドリュー、エリック、ウェン一家のうちの1人が生贄として犠牲になる必要がある
最初は、レナード達のことを信じないアンドリュー一家でしたが、テレビ放送される“大地震と津波”“謎のウイルスによるパンデミック”“通信障害による大量の飛行機の墜落”“大嵐の発生”を目の当たりにし、最後は一家のうちの1人が生贄になることを決めます。
このおおまかなあらすじや設定は、映画「ノック終末の訪問者」と原作小説「終末の訪問者」での一緒です。
しかし、映画「ノック終末の訪問者」と原作小説「終末の訪問者」では結末が大きく異なりますよ。
ここから結末のネタバレを含むので見たくない人はご注意くださいね!
映画「ノック終末の訪問者」の結末は、生贄になることを受け入れたエリックがアンドリューの手によって銃で殺され、全ての災害・災厄が収束していきます。
そして、アンドリューとウェン親子が車に乗って走り始めるところで映画が完結します。
一方、原作小説「終末の訪問者」の結末は異なります。
まず、原作小説「終末の訪問者」では、アンドリューとレナードが銃を巡って揉み合ったことでレナードが放った弾によりウェンが死んでしまいます。
しかし、レナードは偶発的に生じたウェンの死では生贄にはならないと言い残し、ウェンを殺してしまったショックにより自殺します。
残されたアンドリューとエリックは、世界の終末が仮に本当だとしてもゲイである自分達を虐げてきた上、ウェンを殺した神に従う筋合いはないと、生贄にはならないことを決めます。
そして、一家3人で車に引きこもり運命を待つという、世界の終焉の真偽は分からないまま小説は終わります。
以上のように、映画「ノック終末の訪問者」と原作小説「終末の訪問者」では登場人物や設定は同じですが、結末が大きく異なる内容になっています。
原作小説「終末の訪問者」では、娘のウェンは死に、世界的な災害・災厄も本当に起きているのか、終焉は迎えたのかどうか分からず読者はもやもやした状態のまま結末になります。
一方、映画「ノック終末の訪問者」では、娘のウェンは生き残り、世界的な災害・災厄も本当に起きていて、エリックが犠牲となることで終焉は回避されるという結末を迎え、視聴者にも分かりやすい内容になっていますよ。
こうしてみると原作をベースにしていますが、オリジナルの展開で映画のほうも十分楽しめそうですね!
次に、映画「ノック終末の訪問者」の評判や感想を調査しましたのでご紹介しますね。
映画「ノック終末の訪問者」の評判や感想は?
映画「ノック終末の訪問者」の評判や感想を調査したので、以下にネット上で見つけた「ノック終末の訪問者」感想をまとめますね。
はじめに、映画「ノック終末の訪問者」のネガティブな感想をご紹介しますね。
・謎の武装集団4人がなぜヴィジョンを見れたのか、なぜあの4人だったのか、なぜアンドリュー一家が生贄に選ばれたのかとかの説明が無くてもやもやした
・予告が面白そうだっただけに、結末が残念だった
・結末が雑で無理やり終わらせた感があった
・結末のどんでん返しもなく、全体的に平坦なストーリー展開だった
・斧で首を刎ねるシーンがあるが、グロイ映像が無くてがっかりした
・地震や津波の映像が流れるから見たくない人は注意した方がいい
映画の注意書きでもありますが、地震や津波などのシーンがあるので事前に了承してからご覧くださいね。
また、スリラーホラーというジャンルですが、あまりグロイ残虐シーンはないようなので、期待して鑑賞した人には物足りないという印象ですね。
ただ、残酷なグロさがあるホラーが苦手…という人にはまだ見やすいかと思いますよ。
では次に、映画「ノック終末の訪問者」が良かったという感想です。
・ウェン役の子役を含めて俳優陣の演技が良かった。
・ハリーポッターのロン役を演じていたルパート・グリントが性格の悪いレドモンドを憎たらしく演じていて上手かった
・音楽やカメラワークなどドキドキする演出が多くて没頭できた
今回の映画「ノック終末の訪問者」ではハリー・ポッターシリーズで人気のロン役のルパート・グリントさんが出演しています。
ロンとは全く違う役柄なのでロンファンの人にも楽しめる作品ではないでしょうか!
キャストが少ないですが内容は壮大でもあるので、原作とは違った結末の映画版も楽しみたいですね!
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ノック終末の訪問者は原作と同じ結末?映画の内容を調査!のまとめ
この記事では、映画「ノック終末の訪問者」の原作は何か?また原作と映画の結末は同じなのか内容について、また映画の感想を調査してご紹介しました。
映画「ノック終末の訪問者」の原作は、ポール・G・トレンブレイさんの小説「終末の訪問者(原題:The Cabin at the End of the World)」でした。
気になる原作と映画の結末についてですが、映画「ノック終末の訪問者」では原作とは異なった結末になっていましたね。
なので、原作を知っている人でも一味違った展開の映画「ノック終末の訪問者」が楽しめると思いますよ。
映画「ノック終末の訪問者」の感想の中にはネガティブな感想も見られましたが、ホラーと言ってもそこまでグロいシーンもないので割と誰でも楽しめるのではないかと思います。
またハリーポッターのロンがどんな悪い人柄になっているかも一つの楽しみとして鑑賞してみてくださいね!
登場人物が少ないですが息をのむ展開もあり、ぜひ劇場で楽しんでくださいね!