2005年にジョニー・デップさん主演で公開された映画「チャーリーとチョコレート工場」の続編映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」が2023年12月8日から公開されています。
この映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は「チャーリーとチョコレート工場」の主人公ウォンカの若き日を描いた作品となっていますが、原作はあるのでしょうか?
この記事では2023年公開の映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」の原作やあらすじについて調査しましたのでご紹介しますね。
また、2005年の映画「チャーリーとチョコレート工場」の原作と映画の違いについてもおさらいしていますので、今作を見る前の参考にしてくださいね!
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2023年の映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」の原作はある?
2005年にジョニー・デップさん主演で公開され、大ヒットを記録した映画「チャーリーとチョコレート工場(原題:Charlie and the Chocolate Factory)」の続編映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり(原題:Wonka)」が2023年12月8日に日米同時公開されました。
この2023年の映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は前作「チャーリーとチョコレート工場」の主人公でジョニー・デップさんが演じたチョコレート工場の工場主ウィリー・ウォンカの前日譚を描いた作品になっていますよ。
あとで詳しく説明しますが、「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は「チャーリーとチョコレート工場」よりも1971年公開の「夢のチョコレート工場」と類似点が多いですよ!
では「チャーリーとチョコレート工場」の続編映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」に原作はあるのでしょうか?調査しましたのでご紹介しますね。
結論から言うと、映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」に原作はありませんよ。
一方で、前作の映画「チャーリーとチョコレート工場」は1964年に出版されたロアルド・ダールさんの小説「チョコレート工場の秘密」が原作になっています。
そのため、原作がない今作の「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は、ロアルド・ダールさんの小説「チョコレート工場の秘密」と映画「チャーリーとチョコレート工場」からインスピレーションを得た創作ストーリーとなっていますよ。
この映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」の脚本は、監督のポール・キングさんと俳優で作家のサイモン・ファーナビーさんが務めています。
なお、映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」で脚本を務めたサイモン・ファーナビーさんは今作品中で俳優としてもキャスティングされていますよ。
また、今作の「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」はどちらかというと、1971年に公開された映画「夢のチョコレート工場」のウィリー・ウォンカの前日譚としてとらえた方が良いかもしれません。
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」に登場する劇中歌やウンパルンパの衣装などは、2005年の映画「チャーリーとチョコレート工場」よりも「夢のチョコレート工場」に影響を受けているものが多くありましたよ。
X(旧Twitter)でも「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」と「夢のチョコレート工場」の共通点の話題で盛り上がっていましたよ。
本日公開の映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』実は1971年の映画『夢のチョコレート工場』との共通点がめちゃくちゃ多いんです…!🍫🤍(※ちょっとでもネタバレNGな方は画像内読まないでね) pic.twitter.com/LEKPmzEk71
— cula (@cula_movies) December 8, 2023
そのため、「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」の続きを見たいという人は1971年に公開された映画「夢のチョコレート工場」を視聴するといいと思いますよ。
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次の章で詳しく紹介するが、2005年の映画「チャーリーとチョコレート工場」では監督のティム・バートンさんのアイディアが随所に加えられているので、原作の流れとは違う内容になっているようだぞ。
ジョニー・デップさんが演じたウォンカは奇抜な衣装や発言、表情で人気になりましたね!
今回の映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」では若き日のウォンカを若手実力派俳優ティモシー・シャラメさんが演じるぞ!
▼関連記事:「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」のキャストは【「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」にジョニー・デップは出るの?友情出演の可能性は?(映画2023)】でご紹介しています。
▼「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」の監督は【ウォンカとチョコレート工場のはじまりにティム・バートンは関わってる?新作の監督作品を徹底解説!(映画2023)】でご紹介しています。
ここまで、2023年公開の映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」の原作と脚本についてご紹介しました。
次に、2005年にジョニー・デップさん主演で公開された映画「チャーリーとチョコレート工場」の原作と映画の違いについてご紹介しますね。
「チャーリーとチョコレート工場」の原作と映画の違いは?
2005年公開された映画「チャーリーとチョコレート工場」では原作がありましたが、今回の「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」には原作はなく、オリジナルのストーリであることが分かりました。
ここでは、ジョニー・デップさん主演で2005年に公開された映画「チャーリーとチョコレート工場」の原作と映画の違いについてご紹介しますよ。
8年前の今日は、『チャーリーとチョコレート工場』が公開された日!ティム・バートン監督とジョニー・デップが独特の世界観を見せつけてくれましたね。ウンパ・ルンパのダンスがまた観たくなりましたo(`ω´ )o pic.twitter.com/4KupFjqiha
— ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) September 9, 2013
先ほどもご紹介しましたが、映画「チャーリーとチョコレート工場」は1964年に出版された児童文学作家ロアルド・ダールさんの小説「チョコレート工場の秘密」が原作になっています。
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この映画「チャーリーとチョコレート工場」と原作小説「チョコレート工場の秘密」には大きく4つの違いがありますよ。
「チャーリーとチョコレート工場」の原作と映画の違い①◆登場人物
映画「チャーリーとチョコレート工場」と原作「チョコレート工場の秘密」の1つ目の違いは“主人公のウィリー・ウォンカの父親で歯科医のウィルバー・ウォンカが登場すること”です。
この主人公のウィリー・ウォンカの父親で歯科医のウィルバー・ウォンカは、原作の「チョコレート工場の秘密」には登場しない映画だけのオリジナルのキャラクターです。
ウィリー・ウォンカの父ウィルバー・ウォンカは厳格で、虫歯の原因となるチョコレートを毛嫌いしており、ウィリー・ウォンカの将来の夢であるショコラティエ(チョコ職人)にも反対し、結果としてウィリー・ウォンカは家出をしてチョコレート工場を建設しました。
このことから主人公のウィリー・ウォンカは「parents(両親)」を口ごもって口に出来なくなるなど、父親に対するトラウマがあるという設定が映画「チャーリーとチョコレート工場」にはありました。
最終的には、主人公のウィリー・ウォンカは父親のウィルバー・ウォンカと和解し、ウィリー・ウォンカは家族愛を取り戻しますよ。
この原作の「チョコレート工場の秘密」には存在しない父親のウィルバー・ウォンカにより主人公のウィリー・ウォンカのバックグラウンドが映画「チャーリーとチョコレート工場」では深堀りされていましたね。
「チャーリーとチョコレート工場」の原作と映画の違い②◆結末
映画「チャーリーとチョコレート工場」と原作「チョコレート工場の秘密」の2つ目の違いは“主人公のウィリー・ウォンカから工場の後継者に選ばれた少年チャーリーの結末”です。
映画「チャーリーとチョコレート工場」では、ウィリー・ウォンカから家族を捨てて一人でチョコレート工場の後継者になってほしいと言われたチャーリーが「家族と一緒じゃないと嫌だ」と断り、ウォンカを困惑させます。
その後、チャーリーと再会したウォンカがチャーリーの助けもあり父親のウィルバー・ウォンカと和解することで、チャーリーは家族と一緒に工場を継ぐというのが映画「チャーリーとチョコレート工場」の結末でした。
一方、原作「チョコレート工場の秘密」では、ウォンカはガラスのエレベーターでチャーリーの自宅に突撃し、壊れた家からチャーリーと家族全員をエレベーターに乗せてチョコレート工場に連れていき、喜んでチャーリー一家を迎え入れるという結末です。
なお、この原作「チョコレート工場の秘密」には続編があり、ロアルド・ダールさん作で1967年に「Charlie and the Great Glass Elevator(日本語版は1978年「ガラスの大エレベーター」)として出版されていますよ。
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チョコレート工場の話の続きかと思ったら・・・まさかの宇宙!?こちらの続編もハマる人続出でした!
「チャーリーとチョコレート工場」の原作と映画の違い③◆子供たちのその後
映画「チャーリーとチョコレート工場」と原作「チョコレート工場の秘密」の3つ目の違いは“チョコレート工場に招かれた子供たちのその後”が以下のようになっています。
・肥満児のオーガスタス・グループは原作では痩せて帰宅しましたが、映画では太ったまま
・自信家の少女バイオレット・ボーレガードは原作では顔色が紫色になったままだったが、映画では元の顔色に戻っている
・頭はいいが暴力的な少年マイク・ティービーは飴伸ばし機でペラペラになりますが、原作では太らせチョコで元に戻り、映画ではペラペラのまま帰宅
新成人のみなさまおめでとうございます!今日は成人の日、無事に成人式を迎えられましたか??じつは『チャーリーとチョコレート工場』の、あのかわいい子供たちもみんな20歳になってすっかり大人になっております!! #成人式 #成人の日 pic.twitter.com/dRFghYW36w
— ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) January 13, 2014
「チャーリーとチョコレート工場」の原作と映画の違い④◆ウンパルンパ
映画「チャーリーとチョコレート工場」と原作「チョコレート工場の秘密」の4つ目の違いは“ウンパルンパの名前や設定”です。
ウンパルンパは映画「チャーリーとチョコレート工場」でウォンカと一緒にチョコレート工場で働く小人です。
ウンパ・ルンパさんを演じたケニア出身の俳優、ディープ・ロイさんは、なんと工場の中で働く何百人ものウンパ・ルンパを1人で演じ分けています。ダンスのシーンでは表情や身振りを少しずつ変えながら何度も同じ振り付けを踊り、合成しているんです! pic.twitter.com/56Bya50WKm
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) November 13, 2015
映画「チャーリーとチョコレート工場」ではウンパルンパと呼ばれていますが、原作「チョコレート工場の秘密」ではウンパッパ・ルンパッパ人と非常に長い名前で呼ばれています。
また、服装の点でも違いがあり、原作のウンパルンパは民族風の皮の衣装を着ていましたが、映画版では作業着にインカムといった現代風なアレンジが加えられていますよ。
また、ウンパルンパは原作初版では“アフリカのピグミー族”という設定でしたが、人種問題により映画では“ルンパランドに住む色白の小人”という設定に変更されていますよ。
この他に、映画ではチョコレート工場を訪問する子どもたちの付き添いは保護者1人ですが、原作ではチャーリー以外は両親が来るといった細かい違いがありました。
「チャーリーとチョコレート工場」の人気キャラクターであるウンパルンパにも原作と映画で色々な違いがあるんですね!
\「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」を見る前に前作「チャーリーとチョコレート工場」をおさらい/
ここでは、映画「チャーリーとチョコレート工場」と原作「チョコレート工場の秘密」の違いについてご紹介しました。
次に、2023年公開の映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」の気になるあらすじをご紹介しますね。
2023年の映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」のあらすじは?
映画「チャーリーとチョコレート工場」と原作「チョコレート工場の秘密」では大きな4つの違いがあることを紹介しました。
では次に、2023年公開の映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」のあらすじを調査しましたのでご紹介しますね。
先ほどもご紹介しましたが、映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は2005年公開の映画「チャーリーとチョコレート工場」の主人公でジョニー・デップさんが演じたチョコレート工場の工場主ウィリー・ウォンカの前日譚を描いた作品になっています。
また、映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は中世ヨーロッパを舞台にした物語になっています。
\「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」の予告はコチラ/
主人公のウィリー・ウォンカ(ティモシー・シャラメさん)は、いつか母と一緒に美味しいチョコレートの店をつくることを夢見ていました。
そして、ウォンカは世界を巡り、7年をかけてチョコレートづくりの腕を磨いた後、夢を叶えるため、一流のチョコレート職人が集まるチョコレートの町へと向かいます。
その町でウォンカは“魔法のチョコレート”という誰も味わったことのない食べると幸せな気分になるチョコレートを販売し、多くの人を虜にします。
しかし、そんなウォンカの才能と人気を妬んだ“チョコレートカルテル3人組”に目をつけられてしまい、商売の邪魔をされます。
ですが、ウォンカは妨害にもめげずチョコレート作りに熱中し、“世界一のチョコレート屋を作ってみせる!”という信念を胸に誰も思いつかないような斬新なアイディアで人々を驚かせ続けます。
そして、とある因縁からウォンカを付け狙うウンパルンパという小人も出現して物語は進んでいく中でウォンカは無事にこの町にチョコレート工場をつくることができるのか?といった内容になっていますよ。
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— 映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』公式 (@WonkaMovie_jp) July 12, 2023
若きウィリー・ウォンカはいかにして、
“あのチョコレート工場”をつくったのか——
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✨#ティモシーシャラメ 主演✨
『#ウォンカ とチョコレート工場のはじまり』
ティザーポスターも解禁.ᐟ.ᐟ
12/15(金)日本中に
꒰ チョコレートの魔法 ꒱がかかる🍫ˊ˗ pic.twitter.com/7biMJleKTF
映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」の幻想的な映像にも是非注目して見てくださいね!
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ウォンカとチョコレート工場のはじまりの原作は?あらすじを徹底解説!(映画2023)のまとめ
この記事では2023年公開の映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」の原作とあらすじ、そして2005年に公開された映画「チャーリーとチョコレート工場」の原作と映画の違いについてご紹介しました。
映画「チャーリーとチョコレート工場」の続編映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」に原作はなく、映画監督と作家が前作の映画と原作から創作した内容となっています。
一方、2005年公開映画「チャーリーとチョコレート工場」は1964年に出版された児童文学作家ロアルド・ダールさんの小説「チョコレート工場の秘密」が原作になっており、映画と原作では以下の4つの大きな違いがありました。
・主人公のウィリー・ウォンカの父親で歯科医のウィルバー・ウォンカが登場する
・主人公のウィリー・ウォンカから工場の後継者に選ばれた少年チャーリーの結末
・チョコレート工場に招かれた子供たちのその後
・ウンパルンパの名前や設定
そして、映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は2005年公開の映画「チャーリーとチョコレート工場」の主人公でジョニー・デップさんが演じたチョコレート工場の工場主ウィリー・ウォンカの前日譚を描いた作品になっていますよ。
オリジナルストーリーで描かれる映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」の内容が今から気になりますね!